土曜日の朝…
早朝から北中学校には、市内外から多くの中学生、顧問の先生、保護者の皆様、そして地域のコーチの方々が集まり、活気溢れる一日がスタートしています。
子どもたちを中心に、大人たちがしっかりと寄り添い、支えているその風景は、見ているだけで何とも言えず心がワクワクしてきます。私は一人の大人として、足を運んでくださったすべての方々に感謝しながら、ちょっとした会話を交えつつ、ファインダー越しにその温かい瞬間をシャッターに収めています。
現在、教育現場では「部活動の地域展開」や「教員の働き方改革」といった大きな転換期を迎えています。こうしたキーワードを頭の片隅に置きつつ、これからの時代、大人の私たちが子どもたちのために何ができるのか、どのように支え合っていけるのかを、地域の皆様と共に模索していきたいと強く感じた時間でした。
校舎に足を運ぶと、吹奏楽部が長い廊下をいっぱいに使って「ロングトーン」に励んでいました。実は、私もかつてトランペットとチューバを吹いていた経験があります。まっすぐに伸びていく音色を聴いていると、当時の記憶が鮮やかによみがえってきました。
一見、地道に思える基礎練習。しかし、この積み重ねが「確かな技術」となり、美しいハーモニーを支える土台となります。「地道な努力が血となり肉となる」ことを、生徒たちは音を通して教えてくれているようです。数か月後、彼らがステージでどんなすばらしい演奏を聴かせてくれるのか、今から成長が楽しみでなりません。