生徒会役員との対談(校長室にて)
本日は、ちょっと長めの北中日記です。
部活動休養日の放課後。いつもより少し時間のゆとりがあった夕暮れ時、生徒会役員6名が校長室へとやってきました。 彼らに手渡したのは、ある中学校の校長先生が書かれた『明日も来たくなる、変な学校』というタイトルの文章でした。
「なぜ、私はこれを6人に読ませたと思う?」
普通の感想を求めるような野暮な問いはしません。そこから始まったのは、校長と生徒という垣根を越えた、「対話」の時間でした。
最初は戸惑っていた役員たちでしたが、次第に自分たちの言葉でつぶやき、語り始めます。 日々の学校生活で感じるモヤモヤ、部活動での葛藤、一人で抱え込んで涙を流す夜、理由のない青春の悩み……。北中の先頭を走るリーダーたちであっても、それぞれが壁にぶつかり、悩みながら、必死に「今」を生きている。そのリアルな心の声が、校長室の空気を変えていきます。
私がこの文章を彼らに読ませた理由。それは、この『明日も来たくなる学校を作りたい』という強い想いに、強く共感したからです。
世間一般の校長先生のイメージは「威厳がある」「話しかけづらい」「クール」かもしれません。でも、私はその真逆を行きたい。学校に来ている子も、今はお休みしている子も、一人ひとりの背景に純粋に寄り添いたい。だからこそ、みんなと対話がしたいのです。
資料に書かれていた「すべてを許可した」という言葉。これは大人の「覚悟」であり、生徒への「無限の信頼」です。 私は彼らに、私の覚悟を伝えました。
校則やこれまでの「当たり前」という狭い枠に縛られる必要はありません。自分たちで考え、挑戦し、ときには自分たちでブレーキをかけられる力を、君たちはもう持っているはず。そう信じています。
大人が「良かれ」と思って上から強引に引っ張ろうとすると、そこには必ず反発の力が生まれます。だから、私は「指導」という言葉があまり得意ではありません。 大人の役割は、君たちの声に耳を傾けて寄り添い、同じ目線で悩み、その一歩を踏み出す背中を全力で押すこと。それがいいと思っています。
生徒会役員の皆さん、君たちは北中学校148名の誇り高き代表です。 来たる生徒総会、まずは君たち自身が「心を躍らせて」ください。君たちがワクワクしなければ、全校生徒の心は躍りません。そして、その熱量で私たち大人たちの心も、全力で躍らせてください!
誰もが「明日も絶対に行きたい!」と思える、普通じゃない、最高に刺激的な北中学校を、ここから一緒に創り上げよう。君たちの挑戦を、私はいつでも一番近くで応援し、その背中を押し続けます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。