【防災教育】「助けられる側」から「地域を支える側」へ

8月8日(土)、口屋跡記念公民館にて、次世代ネットワークのメンバーが運営する市P連主催「中学生防災研修会 PART2」が開催されました。

本校からも生徒が参加し、防災への学びを深めるとともに、運営スタッフとしても講座を支える活躍を見せてくれました。

❓ 正解のない判断に挑む「クロスロードゲーム」

最初のプログラムは「クロスロードゲーム」。災害時の究極の判断に挑む活動です。
「受験生という立場で、避難所の手伝いをやめて自分の勉強に専念する?」
答えのない問いに対し、生徒たちは「Yes(青)」と「No(赤)」のカードを掲げ、それぞれの理由や立場を熱くぶつけ合いました。自分とは異なる視点に触れるたび、「そうか、そういう考え方もあるのか」と判断の難しさと深さを肌で実感していました。

🏫 もしも北中学校が避難所になったら…

続いて行われたのは、避難所運営シミュレーション「ミニHUG」。
「もしも中学校が避難所になったら?」という設定のもと、次々と訪れる避難者や届く支援物資をどこへ配置すべきか、平面図を囲んで頭を悩ませました。

体調不良の方、赤ちゃん連れのご家族、持病をお持ちの方、さらには「現役の助産師さん」や「ペット連れの方」まで……。
「助産師さんの専門知識をどう活かしてもらう?」「不安を抱える方にどう寄り添う?」
身を乗り出し、全員で熱く議論を交わしながら、全員が少しでも快適に過ごせるよう知恵を絞りました。

📝 運営スタッフとしての活躍と、ぎっしり詰まった「学びのノート」

今回、特に胸が熱くなったのは、運営スタッフとして参加してくれた本校生徒の姿です。
周りの意見を丁寧に聞き取り、議論をまとめ、今日の学びをノートいっぱいに精緻に書き留めてくれていました。


今回の研修を通して生徒たちの中に芽生えたのは、「助けてもらう側」から「地域を支える側」へという大きな意識改革でした。

ジレンマの中で自ら決断し、相手の立場に立って避難所運営を考える――。
その姿は、いざというときに地域を支える立派な「戦力」であり、未来の防災リーダーそのものでした。

運営を担当してくださった「新居浜次世代ネットワーク」の皆様、すばらしい機会をいただいた市P連の皆様、本当にありがとうございました。頼もしい生徒たちとともに、北中学校はこれからも地域の防災力を高める取組を続けます。

集合写真①